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山形県スポーツ指導者協議会とは 事業内容・情報公開
■■会長あいさつ
 
会長  齋 藤 和 哉
 この度、菅原前会長の後任として本協議会の会長を引き継ぐことになりました齋藤和哉と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 本協議会は、昭和52年(1977)に日本体育協会(現日本スポーツ協会)が「公認スポ−ツ指導者制度」を制定し、昭和54年(1979)に「全国スポ−ツ指導者連絡会議」が発足され、翌昭和55年(1980)には本県でも「山形県スポ−ツ指導者協議会」が全国に先駆けて組織されたのが始まりです。今年で44年目を迎えましたが、これまで歴代会長はじめ多くの諸先輩が、県内スポーツ指導者の意識高揚と資質能力の向上を図るために多大なご尽力をくださいました。改めて敬意を表しますとともに感謝申し上げる次第です。
 さて、この3年間続いた新型コロナウイルス感染症も感染症法上の位置づけが5類に移行され、各種スポーツ大会は有観客で実施されるなど日常の運動やスポーツにも親しめるようになってきました。コロナ禍で一年延期された東京オリンピック・パラリンピック大会は無観客で競技が行われましたが、選手たちが見せてくれた最高のパフォーマンスは多くの感動とスポーツの素晴らしさを再認識する機会ともなりました。この東京大会のレガシーを継承・発展させ、更にスポーツの価値を高められるようにしていかなければと考えます。
 しかしながら、少子高齢化や人口減少等の社会的変化、スポーツ指導においても技術やルールの改正、スポーツ医・科学を駆使した新しいトレーニング法の導入など日々進化しており、こうしたスポーツを取り巻く環境の変化への対応が重要になってきております。更には、スポーツニーズの多様化や部活動の地域移行への対応、そして指導者の暴力・暴言、ハラスメント等の根絶に向けても、これまで以上にスポーツインテグリティーの向上を目指して、カバナンスの確保にも努めていかなければなりません。また、スポーツの振興には指導者の使命と役割が極めて重要であり、指導者にとってはより高度な技術だけでなく、スポーツの価値やスポーツの未来への責任を持ってプレーヤーズセンタードの考えのもとに、常に自らも学び続けながらより質の高いコーチングができるようにする必要があります。
 このような状況の中、本協議会としても多様化するスポーツ界の変化に対応し使命を果たせるよう、今後は会員同士のつながりや県スポーツ協会はじめ関係団体とのつながり(連携)を一層強めながら、多岐にわたる課題解決に向けて本県のスポーツ振興・発展のために努力してまいる所存であります。「第3期スポーツ基本計画(R4〜R8)」にも、スポーツの価値を高めるための視点の1つに「あつまり、ともに、つながる」があります。これは、様々な立場・背景・特性を有した人・組織があつまり、ともに課題に対応し、“つながり”を感じてスポーツを行うことを目指すものです。
 皆さんの御指導・御支援の程よろしくお願い申し上げます。


■■役員・沿革
 

事  務  局
〒990-2412 山形県山形市松山2-11-30
 山形県スポーツ会館内
山形県スポーツ指導者協議会
 事務局長 長瀬 重信
 TEL 090-6783-1026