会長あいさつ

公益財団法人山形県スポーツ協会 会長就任あいさつ


 このたび、改めて公益財団法人山形県スポーツ協会の会長に選任いただきました、山形県知事の吉村美栄子です。6期目の会長就任にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
 平成25年の会長就任以来、皆様方からは大変温かい御支援をいただきまして、心より感謝申し上げます。これからも県民の皆さんのスポーツへの関心が高まるよう、生涯スポーツの一層の推進と競技力の更なる向上に努めてまいりますので、引き続き、御支援、御協力をよろしくお願いいたします。

 さて、近年のスポーツ界においては、国内の大会はもとより国際大会やプロスポーツ分野でも、ボクシングの岡澤選手やバレーボールの高梨選手、WBCで活躍した中野選手など本県出身アスリートの躍進が多く見られるようになってまいりました。
 2024年にはパリ オリンピック・パラリンピック大会が開催されますが、県スポーツ協会としましては、今後とも、本県から国内トップレベルの選手が育ち、その活躍により、県民に勇気と感動をもたらしてくれるよう、スポーツ医・科学面を含めたアスリートへの支援にしっかりと取り組んでまいります。

 また、中学校の部活動改革を契機に、全国で「地域におけるスポーツ環境の再構築」が課題となっております。国の動きも注視しながらにはなりますが、これまで以上にそれぞれの地域との協力・連携が必要になってまいります。県スポーツ協会も市町村スポーツ協会はじめ加盟団体の皆様と一緒に力を尽くしてまいりますので、県民にとって望ましいスポーツ環境の構築に向け、力を合わせて取り組んでまいりましょう。

 結びになりますが、県スポーツ協会は、「みんながスポーツに親しめる環境づくり」、「世界で活躍する選手の育成」、そして、「スポーツ活動を通した青少年の健全育成」の3つを事業推進の柱としております。山形で生まれ育った子どもたちが1人でも多くスポーツに親しむとともに、世界の舞台での活躍、そして、県民がスポーツ活動を通して活力を享受できるよう、皆様方には一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げ、会長就任のあいさつといたします。



令和5年6月吉日  
公益財団法人山形県スポーツ協会
会 長  吉村 美栄子