「アンチ・ドーピング」の基礎知識

 「ドーピング」とは、薬や不正な行為によって、相手と異なる条件で勝負することです。
 ルールを無視して競い合うことになれば、スポーツは成り立ちません。ドーピングは、スポーツそのものの価値を失くしてしまう行為です。
 アンチ・ドーピングは、「ドーピングのない状態」だけを指すのではなく、全ての人がクリーンでフェアなスポーツに参加できる環境を創り、スポーツの価値を守り育み、アスリートの健康と権利を守る活動です。
 山形県スポーツ協会は、日本スポーツ協会と連携し、「国体(国スポ)選手を中心としたアンチ・ドーピング教育・啓発事業」の一端を担っています。スポーツに携わる全ての人が、クリーンスポーツに参加する権利を守ることを目指し、「アンチ・ドーピング」に関する情報を提供していきます。 

国体(国スポ)本戦出場前のアンチ・ドーピング教育受講が義務化(令和5年4月1日~)

 令和5年度より、国体(国スポ)の本大会又は冬季大会参加前の1年以内に、日本スポーツ協会が指定するアンチ・ドーピング教育を受講することが義務付けられました。
 対象は、大会の本戦に参加する選手、監督、選手団本部役員帯同スポーツドクター、選手団本部役員帯同アスレティックトレーナー及び少年種別に参加する選手の保護者となっています。
 アンチ・ドーピング教育受講内容として認められる内容は、下記の①~③のいずれかです。
 ①次の(a)~(f)の団体が主催する研修会・講習会、(g)、(h)のいずれかとし、アンチ・ドーピングに関する内容。
 (a)JSPO (b)JADA (c)日本オリンピック委員会(JOC) (d)中央競技団体 (e)都道府県体育・スポーツ協会 (f)JSPO加盟関係スポーツ団体 (g)JSPO公認スポーツ指導者資格更新研修会(h)その他JSPOが認めるもの
 ②JSPOまたはJADAホームぺージ掲載のアンチ・ドーピング教育動画視聴
 ③JSPOまたはJADA作成のアンチ・ドーピング資料・教材の閲読等

 このたび、日本スポーツ協会より、下記の国体(国スポ)用ウェビナー公開のお知らせがありました。
 このウェビナー(下記Ⅰ)受講は、今年度より国体(国スポ)の参加資格となった日本スポーツ協会が指定するアンチ・ドーピング教育受講の受講履歴となるものです。
 選手や帯同サポートスタッフ、18歳未満の選手の保護者の皆さまは、下記URLを積極的にご活用ください。

Ⅰ JADAウェビナー動画を視聴しクイズに答えよう!
  ➡アンチ・ドーピング教育


Ⅱ ウェビナー以外の対象者ごとの教材については、下記のサイトをご確認ください。
  ➡国体出場者選手及びサポートスタッフ向け教材

Ⅲ 国民体育大会アンチ・ドーピング教育活動実施要項について確認したい方へ
  ➡国民体育大会アンチ・ドーピング教育活動実施要項

ドーピング防止に関するサイト

 ➡【薬の検索サイトGlobal DRO公式サイト】

 ➡【公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構 公式サイト】

 ➡【一般社団法人山形県薬剤師会 公式サイト】